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Book Guide

ファイナンスのおすすめ本10選|入門書から企業価値評価まで

ファイナンスは、お金の時間的な価値やリスクをふまえて、投資や資金調達の意思決定を考える技術です。過去の数字を記録する会計と違い、将来のお金の動きを予測して価値を判断する点に特徴があります。とはいえ関連書籍は数が多く、考え方をざっくりつかむ入門書と、割引現在価値や企業価値評価まで踏み込む教科書ではレベルが大きく異なります。このページでは目的別に10冊を整理し、最初の1冊を選びやすくしました。

おすすめ10選

  1. 1増補改訂版 道具としてのファイナンス

    増補改訂版 道具としてのファイナンス

    石野雄一

    ファイナンスの考え方を実務で使う「道具」として解説したロングセラーの増補改訂版。現在価値や資本コスト、投資判断の基本をExcelの使い方も交えて学べます。最初の1冊として選ばれることが多い本です。

  2. 2ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

    ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

    石野雄一

    会計とファイナンスの違いから説き起こす新書サイズの入門書。数式を抑えて全体像を短時間でつかめる構成で、ファイナンスという言葉に苦手意識がある人の入り口に向いています。

  3. 3実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス (日本経済新聞出版)

    実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス (日本経済新聞出版)

    石野雄一

    講義を再現する語り口でファイナンスの基礎を解説した入門書。問いと答えを行き来しながら読み進められるため、独学で考え方を1から順に押さえたい人に向いています。

  4. 4[新版]グロービスMBAファイナンス

    [新版]グロービスMBAファイナンス

    グロービス経営大学院

    ビジネススクールのカリキュラムをもとに、ファイナンスの理論を体系的にまとめたテキスト。投資判断や企業価値評価までひと通り網羅しており、入門書の次に読む教科書として使えます。

  5. 5コーポレートファイナンス 戦略と実践

    コーポレートファイナンス 戦略と実践

    田中慎一, 保田隆明

    企業の資金調達や投資の意思決定を、戦略と実務の両面から解説した1冊。理論だけでなく実際の経営判断にどうつなげるかを扱っており、実務寄りに学びたい人に向いています。

  6. 6ビジネススクールで身につける ファイナンス×事業数値化力 (日本経済新聞出版)

    ビジネススクールで身につける ファイナンス×事業数値化力 (日本経済新聞出版)

    大津広一

    ファイナンスの考え方を、事業を数字で語る力と結びつけて解説した1冊。財務指標を経営の意思決定にどう活かすかに重点があり、事業計画や経営企画に携わる人に向いています。

  7. 7ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

    ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

    朝倉祐介

    目先の利益にとらわれる発想と、企業価値を長期で高める「ファイナンス思考」を対比して論じた1冊。計算技術ではなく、ファイナンス的なものの見方を身につけたい人に向いています。

  8. 8起業のファイナンス 増補改訂版

    起業のファイナンス 増補改訂版

    磯崎哲也

    スタートアップの資金調達や株式・資本政策に焦点を当てた解説書。事業計画や投資家との交渉、株式の扱いなどを扱っており、起業やベンチャー領域のファイナンスを学びたい人向けです。

  9. 9ファイナンス理論全史――儲けの法則と相場の本質

    ファイナンス理論全史――儲けの法則と相場の本質

    田渕直也

    ファイナンス理論がどう発展してきたかを歴史をたどりながら解説した1冊。リスクやリターンの考え方が生まれた背景を物語として読めるため、理論の意味を納得しながら学びたい人に向いています。

  10. 10企業価値評価 第7版[上]――バリュエーションの理論と実践

    企業価値評価 第7版[上]――バリュエーションの理論と実践

    マッキンゼー・アンド・カンパニー, ティム・コラー

    企業価値評価(バリュエーション)の定番テキストとして知られる専門書の上巻。DCF法や資本コストの考え方を本格的に扱っており、入門書を読み終えてより深く学びたい人向けです。

失敗しない本の選び方

まずは全体像をつかむ入門書から

ファイナンスは現在価値・割引率・リスクとリターンといった独特の考え方が土台になります。いきなり計算中心の教科書に入ると用語でつまずきやすいので、最初の1冊は数式を抑えて考え方の流れを解説した入門書を選ぶと、その後の学習が楽になります。

会計の本とファイナンスの本を区別する

ファイナンスと会計は混同されがちですが、会計は過去の業績を記録・報告する技術、ファイナンスは将来のお金の価値を判断する技術です。決算書の読み方を学びたいのか、投資判断や企業価値の考え方を学びたいのかを意識すると、目的に合う本を選べます。

実務で使うなら体系的な教科書や専門書も

投資判断や資金調達、M&Aの現場で使うなら、DCF法や資本コスト、企業価値評価まで体系的に扱う教科書が役立ちます。入門書で考え方を入れたうえで、ビジネススクール系のテキストや評価実務の専門書に進むと、実践的な力が身につきます。

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