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Book Guide

哲学入門のおすすめ本10選|物語・図解の定番からやさしい解説書まで

哲学は、世界や人間、善悪や正義といった答えの定まらない問いを、筋道立てて考え抜く営みです。難解な専門用語や思想家の名前が並ぶ印象から、入門でつまずく人も少なくありません。物語仕立てで哲学史をたどる本、用語をイラストで図解する本、考え方そのものを学ぶ本では、読みやすさも得られるものも大きく異なります。このページでは、評価の定まった定番の入門書を中心に10冊を整理し、自分の目的に合った最初の1冊を選びやすくしました。

おすすめ10選

  1. 1新装版 ソフィーの世界 上 ―哲学者からの不思議な手紙

    新装版 ソフィーの世界 上 ―哲学者からの不思議な手紙

    ヨースタイン・ ゴルデル, 池田 香代子

    少女ソフィーが哲学者からの手紙を通じて西洋哲学の歴史をたどる、物語仕立ての入門書。古代ギリシアから現代までの思想の流れを小説として読み進められるため、解説書が苦手な人の最初の1冊に向いています。

  2. 2史上最強の哲学入門

    史上最強の哲学入門

    飲茶

    西洋哲学の主要な哲学者たちの主張を、真理・国家・神・存在といったテーマ別にくだけた語り口で紹介する入門書。哲学書の堅苦しさに抵抗がある人でも、思想家どうしの対立を物語として追えます。

  3. 3史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)

    史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)

    飲茶

    『史上最強の哲学入門』の東洋思想編。ブッダや孔子、老子など東洋の思想家の教えを、西洋編と同じくだけた語り口で解説します。仏教や儒教など東洋哲学の全体像をつかみたい人に向いています。

  4. 4哲学用語図鑑 完全版――西洋哲学・中国哲学・日本哲学

    哲学用語図鑑 完全版――西洋哲学・中国哲学・日本哲学

    田中 正人, 斎藤 哲也

    哲学の重要な用語や概念を、イラストと短い解説で図解した1冊。完全版では西洋哲学に加え中国哲学・日本哲学も収録しています。読書中につまずいた用語を調べる事典としても使えます。

  5. 514歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

    14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

    飲茶

    近現代の哲学者の考え方を中心に、専門用語を避けたやさしい言葉で解説した入門書。「今」を生きる視点から思想を紹介する構成で、哲学にまったく触れたことがない人でも読み進めやすい内容です。

  6. 6はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書)

    はじめての哲学的思考 (ちくまプリマー新書)

    苫野一徳

    哲学者の名前や学説ではなく、「哲学的に考える」とはどういうことかを解説した本。物事の本質を問う思考の進め方を、中高生にも読めるやさしい文章で説明しています。考え方そのものを学びたい人向け。

  7. 7武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (角川文庫)

    武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (角川文庫)

    山口 周

    哲学・思想の重要な概念50を取り上げ、仕事や日常の場面でどう生かせるかという視点で解説した本。学問としてではなく実用的な道具として哲学に触れたいビジネスパーソンに向いています。

  8. 8寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

    寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

    内田 樹

    20世紀後半に大きな影響を与えた構造主義の考え方を、ソシュールやフーコーなど主要な思想家に沿って平易に解説した新書。現代思想は難解という印象を持つ人が、最初に手に取りやすい1冊です。

  9. 9これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

    これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

    マイケル・サンデル, 鬼澤 忍

    ハーバード大学の人気講義をもとにした政治哲学の本。「正義とは何か」をトロッコ問題などの具体的な事例から考えていく構成で、身近な題材を通して哲学的な議論の進め方に触れられます。

  10. 10哲学と宗教全史

    哲学と宗教全史

    出口 治明

    古代から現代までの哲学と宗教の歴史を、相互の関わりを踏まえて一冊で概観した本。思想がどのような時代背景から生まれたかをたどれるため、哲学全体の見取り図を作りたい人に向いています。

失敗しない本の選び方

まずは物語・図解で哲学史の流れをつかむ

哲学はいきなり個別の学説に入ると、用語や人名が多く挫折しがちです。哲学史を物語としてたどる本や、用語をイラストで図解する本なら、思想全体の流れと位置関係を短時間でつかめます。気になった分野を後から深掘りする土台になります。

「哲学史を知る本」と「考え方を学ぶ本」を分けて選ぶ

入門書には、哲学者と学説の歴史を知るタイプと、哲学的に考える方法そのものを学ぶタイプがあります。前者は知識の地図づくり、後者は思考のトレーニングに向きます。今ほしいのが知識か考える力かを意識すると選びやすくなります。

興味のあるテーマや実用の入り口から入る

正義や倫理、東洋思想、仕事に生かす視点など、哲学の切り口はさまざまです。網羅的な通史にこだわらず、自分が関心を持てるテーマや実生活に近い入り口の本から読み始めると、続けやすく理解も深まります。

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