旅行のおすすめ本10選|定番の紀行文・旅エッセイ
旅行に関する本は、実際に旅へ出る前の心の準備にも、旅を終えた後に余韻を味わうためにも役立ちます。ただ一口に旅行の本といっても、長く読み継がれてきた本格的な紀行文学から、軽い語り口で読める旅エッセイまで幅は広く、扱う地域も国内外でさまざまです。このページでは、評価の定まった定番の紀行文・旅エッセイを中心に10冊を整理しました。自分の関心に合う1冊を選ぶ参考にしてください。
おすすめ10選
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深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
沢木耕太郎「デリーからロンドンまで乗合バスだけで行く」という旅を描いた紀行文学の代表作で、本書はその第1巻。香港とマカオでの滞在が中心です。バックパッカー的な一人旅に憧れる人によく挙げられる定番の1冊です。
- 2

深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】
沢木耕太郎紀行文学『深夜特急』シリーズの第3巻で、インドとネパールが舞台です。混沌としたインドを旅する描写で知られる巻で、第1巻から読み進めたい人や、アジアの旅に関心がある人に向いています。
- 4

何でも見てやろう 【小田実全集】
小田実1960年代に著者が世界各地を貧乏旅行で巡った旅を描いた紀行文。「何でも見てやろう」という姿勢で各国を歩いた記録で、戦後の海外旅行記の古典として知られます。旅の原点に触れたい人向け。
- 5

わたしのマトカ
片桐はいり俳優の著者が、映画の撮影でフィンランドに長期滞在した日々を綴った旅エッセイ。「マトカ」はフィンランド語で旅の意味です。北欧の暮らしや人々を、ユーモアのある観察で描いています。
- 6

怪しいシンドバッド (集英社文庫)
高野秀行辺境の探検を続けてきたノンフィクション作家による旅エッセイ集。世界各地での風変わりな体験を軽妙な語り口でまとめています。定番の観光地ではない場所の旅に関心がある人に向いています。
- 7

12万円で世界を歩くリターンズ 赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編 (朝日文庫)
下川 裕治, 阿部 稔哉格安旅行をテーマに書き続けてきた著者が、限られた予算で世界各地を巡った紀行。赤道直下やヒマラヤなどを低予算で旅した記録で、お金をかけない旅のスタイルに関心がある人に向いています。
- 8

あやしい探検隊 北へ (角川文庫)
椎名 誠作家の椎名誠が仲間たちと各地を巡る「あやしい探検隊」シリーズの一冊で、北日本が舞台です。キャンプや野遊びを中心としたにぎやかな旅の記録で、気の置けない仲間との旅の雰囲気を楽しみたい人に。
- 9

アジアパー伝 (講談社文庫)
鴨志田穣, 西原理恵子カメラマンの鴨志田穣の文章と、漫画家・西原理恵子のイラストで綴るアジアの旅・取材記。辺境を含むアジア各地での体験を笑いを交えて描いており、漫画と文章の両方で読める旅本を探す人に。
- 10

ガンジス河でバタフライ
たかのてるこ著者が学生時代に体験したインドの一人旅などを描いた旅エッセイ。初めての海外一人旅での戸惑いや出会いを率直に綴っており、これから一人旅に踏み出したい人が読みやすい1冊です。
失敗しない本の選び方
「紀行文学」と「旅エッセイ」を分けて選ぶ
旅行の本には、旅そのものを腰を据えて描く紀行文学と、旅先での出来事を軽妙に綴る旅エッセイがあります。じっくり旅の世界に浸りたいなら前者、気軽に読み進めたいなら後者というように、読みたい雰囲気で選ぶと失敗しにくくなります。
行き先と旅のスタイルで選ぶ
アジアの混沌とした旅、北欧の静かな暮らし、アラスカの大自然など、本によって舞台も旅のスタイルも大きく異なります。自分が関心のある地域や、一人旅・仲間との旅といったスタイルに近い本を選ぶと、内容に入り込みやすくなります。
旅の前に読むか、後に読むかを意識する
これから旅に出る予定があるなら、同じ地域を扱った本が心の準備や下調べに役立ちます。当面旅の予定がない場合は、旅情を味わえる読み物として評価の高い定番書を選ぶと、読書そのものを旅の代わりに楽しめます。
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